亀ヶ岡遮光器土偶

縄文晩期の土偶を精巧に再現すべく作られたオブジェ。
こちらの【亀ヶ岡遮光器土偶】は、国の重要文化財に指定された亀ヶ岡遮光器土偶を再現したもの。
土偶といえばこの型が連想されるほど有名なこの土偶は
土偶の中でも海外の人気が高く、多くの注目を集めています。
土偶とは、人形のかたちをした土製の焼き物のこと。
1886年(明治19年)に青森県つがる市の亀ヶ岡遺跡で出土した【亀ヶ岡遮光器土偶】は、
今から1万3千年前に始まり、約1万年前に渡って続いた縄文時代晩期につくられた土偶の一タイプ。
オリジナルは東京国立博物館に所蔵されています。
こちらはそのレプリカで、大きさは 8cm×4cmと片手にのるほどのサイズ感。
古墳自体の工人が行ったであろう工程をたどって、本物を忠実に再現。
オリジナルは出土した時から左足が欠けていましたが、
こちらは両足が揃っていて立つ状態になっています。
縄文の造形は、考古学界のみならず昨今では美術界でも高く評価されるように。
そんな日本文化の源流とも言える縄文時代の造形美を、触れて飾って楽しんでみませんか。
いつものディスプレイに加えてみたり、本棚などのちょっとしたスペースに並べてみたり…
あえて全く異なるテイストのアイテムと一緒に飾ってみるのも面白そう。
不思議とどんな空間にもしっくりと馴染んでくれますよ。
ユーモラスな表情を浮かべた姿もかわいらしく、目に入るたびに思わず笑顔になってしまいそうですね。