No.438 / 2026.05.27

TOPICS / zakka ペイント用の計量カップを、小物入れや鉢カバーとして使う

用途が限定された業務用の道具を、本来の目的とは違う使い方で日常に取り入れてみる。アメリカのホームセンターに山積みされていそうなペイント用の計量カップも、少し視点を変えれば非常に優秀な収納道具になる。

アメリカの「ENCORE Plastics(アンコールプラスチック)」社が製造する、ごく一般的な塗料用のミックスカップ。
半透明のチープなプラスチック素材に、赤と青の2色だけでプリントされたタイポグラフィがいかにも海外の日用品らしい。側面に細かく刻まれたオンスやミリリットルのメモリも、本来は塗料を正確に混ぜるためのものだが、ただそこにあるだけでグラフィカルな心地よさがある。

一番活躍するのは、やはりデスク周りの細々としたものの整理だ。
一番小さな8オンス(Sサイズ)にはペンや付箋を、中くらいの16オンス(Mサイズ)にはマスキングテープやクリップを、大きな1クォート(Lサイズ)にはハサミや定規といった長さのあるものを無造作に放り込む。複数のモニターが並ぶデジタルで無機質な作業環境には、こうした少し気の抜けたアナログな道具がよく似合う。

もちろん水に強いプラスチック製なので、植物の鉢カバーとして窓辺に並べるのにもちょうどいい。
汚れたらざぶざぶと水洗いでき、割れる心配もなく気兼ねなくガシガシ使い倒せる。飾らない機能美と適度なラフさを兼ね備えた、いくつあっても困らない日用品だ。