No.416 / 2026.04.25
TOPICS / zakka 手間と引き換えの美味しさ。直火で焼くための簡素なステンレス網

トースターを使えば、スイッチひとつで自動的にパンが焼ける。毎日のことなら間違いなくそれが一番便利だ。でも、たまにはコンロの前に立って、直火でこんがりと焦げ目をつけたトーストを食べたくなる時がある。
松野屋 まつのや|ベトナム焼き網
1980yen

ごくシンプルなステンレスの焼き網。
使い方は、ガスコンロの五徳の上に置いて火にかけるだけ。パンを乗せたら、あとは自分の目で焼き加減を見張るという、極めてアナログで原始的な道具だ。

タイマーや温度調節の機能なんて当然ない。
少しでも目を離すとあっという間にパンが真っ黒に焦げてしまうので、焼いている間はコンロの前から動けない。手軽さや効率とは無縁の、世話の焼ける網である。

おまけに、パンのカスは容赦なく下のコンロに落ちるから、使い終わったあとの掃除の手間も増える。
それでも、外側がカリッと香ばしく、内側の水分が残ったままふんわりと焼き上がる直火ならではの美味しさを味わうと、この少々の面倒くささも悪くないと思えてくるから不思議だ。

二枚の網で挟む構造になっているため、パンだけでなく、お餅や野菜を焼くのにもちょうどいい。
洗い終わったら、キッチンの隅に引っ掛けておくだけ。大きな家電のように場所をとらず、壁にぶら下がっていても風景として馴染む、簡素で頼もしい日用品。
松野屋 まつのや|ベトナム焼き網
1980yen
