No.420 / 2026.05.02

TOPICS / zakka 繊細さとは無縁のインダストリアル。雑に扱いたいアルミの板

冷えたビールと、ちょっとした乾き物。夜に少しだけお酒を飲みたいとき、きちんとした器を出すのは大げさだし、木製のトレイはグラスの結露でできる輪染みが気になってしまう。もっと気兼ねなく、道具として「放っておける」くらいの受け皿があると案外重宝する。

そんな時にちょうどいいのが、PUEBCO(プエブコ)のアルミ製トレー。
海外の工場やバックヤードで使われている備品のような、装飾を一切削ぎ落とした極めてインダストリアルな銀色の板。

高級感という言葉からはかけ離れている。新品の時点から表面には細かな傷や素材特有のくすみがあり、端に打たれた印字もいかにも事務的な風情だ。でも、この繊細さとは無縁の作りだからこそ、汚れたら気を使わずスポンジでガシガシ洗える気軽さがある。

熱伝導の良いアルミ製なので、氷を入れたグラスを置けばトレイごとヒンヤリと冷たくなる。
コースターを敷かずに水滴でビショビショになっても、使い込んで傷が増えても、それが道具の味として馴染んでいくのは、この剥き出しの素材ならでは。

両端が軽く持ち上がっただけの単純な構造は、指をかけやすく持ち運びもスムーズ。
グラスやちょっとしたつまみを直に置いてもいいし、デスク周りで散らかるペンや鍵の定位置にするのもいい。使い道を決めず、無造作に日用品を受け止めてくれる頼もしい道具。