No.398 / 2026.03.28

TOPICS / zakka 用途をはみ出して使いたくなる。鉄とガラスで作られた小さなケース

キャンドルやお香に火を灯すとき。手軽なライターも便利ですが、シュッとマッチを擦るあのアナログなひと手間が意外と好きです。
こちらは、PUEBCO(プエブコ)から届いたステンドグラスの「マッチケース」。

あえてサビやムラを残したアイアンのフレームに、ガラスをはめ込んだ無骨な作り。
派手なデザインの紙のマッチ箱も、このガラスのケースにすっぽりと収めるだけで、机の上の風景が静かに引き締まった印象に変わります。古い木製の家具や時計の横にも、よく馴染む佇まいです。

側面のガラスには、海外の業務用備品のような英字のプリントが控えめに入っています。
ただ綺麗なだけのガラス細工ではなく、こういう「インダストリアルな実用品」の顔つきをしているのが、道具としての愛着が湧くポイントです。

サイズは一般的なボックスマッチがちょうど収まる大きさ。片側が開いているので、指でスッと押し出して使います。

名前の通りマッチを入れるための道具ですが、この綺麗な四角い余白を見ていると、用途をはみ出して別のものを入れたくなります。

たとえば、お気に入りの外国の古い切手を数枚重ねて、デスクの上の小さなディスプレイに。帰宅して外した指輪やピアスの定位置にしてもいいですし、散らかりがちなゼムクリップをまとめて入れても不思議と雰囲気が出ます。お店のレジ横なら、小さなショップカードや名刺を立てかけておくのにもちょうど良さそうです。

中に何を閉じ込めるか、自分だけの使い方を考えるのも楽しい小さな箱。
日常のささやかな隙間に置いておきたい、飾らない道具です。