No.321 / 2025.10.20

TOPICS / zakka 昔のかたちのまま残っていた、小さな器。

手のひらにおさまるまるい器、しかくい器。
どちらも、倉庫の奥で眠っていたデッドストックの陶器です。

もともとは海外向けのノベルティとしてつくられていたもの。
使い道を限定しない、控えめなデザインがいいと思って仕入れしました。
アクセサリーはもちろん、鍵や薬、キャンディを入れても似合う。

角の立たない白磁の手ざわり。
つるりとした光沢の中に、ほんの少し温度がある。
毎日手に触れるものほど、こういう“何も足さない形”がいい。

丸型は一番使い勝手がよく、四角は少しだけ整った印象。
楕円は、お菓子やちょっとしたおつまみを入れてもいい。
どれも「置いたときに美しい」という共通点がある。

形は卵のようにふっくらしていて、手のひらにのせると、ちょうどいい重みがある。
中に指輪をひとつ入れても、そのまま置いてもいい。

時間を経たものなのに、古さよりも“確かさ”を感じます。
それが、デッドストックの良さだと思っています。