No.305 / 2025.09.21

TOPICS / zakka 強いのか、ゆるいのか。EXXON タイガーのキーホルダー

アメリカのガソリンスタンド文化を象徴するキャラクターといえば、やっぱりこの「タイガー」。怒ってるのか、笑ってるのか、よくわからない表情。
石油会社EXXON(旧ESSO)が1960年代から展開したキャンペーン “Put a Tiger in Your Tank” のマスコットです。

給油するだけの日常に「元気を入れる」ようなユーモラスさがあって、当時のアメリカでは大ヒットしました。

こちらはそのキャラクターをかたどったキーホルダー。
ハンター風の帽子をかぶったタイガーの表情は、どこか間の抜けた愛嬌があって憎めません。

量販ノベルティらしいチープさすら魅力で、プラスチックの成形や手描き風の彩色に、70〜80年代らしい空気感が漂っています。

鍵につけると、使い込まれたアメ車のダッシュボードや、ロードサイドの看板まで連想させてくれる。
ヴィンテージ雑貨の面白さは、ただのプラスチック片からでも当時の風景や匂いが立ち上がるところにあります。

もちろん、これは企業販促の残り物ではなく、れっきとしたコレクタブル。
しかも袋入りのデッドストック。

EXXONのタイガーグッズはマグや看板、ぬいぐるみなど多種多様に展開されましたが、こうしたキーホルダーはサイズ感も手頃で人気です。

ガソリンスタンドでもらえたおまけが、半世紀経って“ちょっといい雑貨”として並んでいる。
考えてみれば不思議ですが、そこにこそヴィンテージの面白さがあります。