No.220 / 2025.06.13

TOPICS / zakka ヤコブセンの時計がひとつあるだけで、部屋の感じが変わるんです。

ヤコブセンのテーブルクロック。
取り扱っていざ自分の部屋に置いてみたのはここ数年のことです。

で、正直に言うと、
「時計って、時間が分かればいいでしょ」って思ってました。
スマホあるし、パソコンの画面にも時間出てるし、壁掛け時計もあるし…って。

でもね、
この時計は“時間を見る”ってより、“時間と付き合う”ためのもの、って感じなんです。
ローマ数字の文字盤。秒針のない静けさ。
ポンと置くだけで、その場所の空気がちょっとだけ引き締まるというか、落ち着くというか。。

うちでは最初、寝室に置いてました。
朝、ぼんやり起きたときにこの時計の姿を見ると、なんかちょっと安心するんですよね。
「よし、今日もちゃんと時間は進んでるな」みたいな。
(まあ、そりゃ進んでるんだけど。)

でも最近は、仕事部屋の本棚に引っ越しました。
集中しすぎて時間を忘れるタイプなんで、
ふと顔を上げてこの時計が見えると、「あ、そろそろ切り上げるか」って区切りがつくんです。
タイマーじゃなくて、空気で伝えてくる感じ。

まぁつまり、
「時間はスマホで見てるけど、気持ちはこの時計と一緒にいる」って感じです。
すぐには伝わりにくいかもしれないけど、
ちょっとでも気になったら、試してみてほしいです。

それにしても、時計って“前”しか見ないのに、
横顔や後ろ姿がこんなにかっこいいって、どういうことなんでしょうね。

あと、これ、プレゼントにもいいです。
ラッピングして渡すときも、あんまり“家電感”がなくて、
「あなたの暮らしに、この空気どう?」みたいな静かな提案になる。