No.126 / 2024.05.02

TOPICS / goods フィンランドの蚊取り線香入れ

ちょっと意外ですがフィンランド人もサマーコテージに出掛ける際に日本と同じ「渦巻型の蚊取り線香」を使っているのだそう。

遠い国だけど共通の文化があると親近感がわきますね。

お庭にちょこんと置いておくだけで爽やかな夏のフィンランドの森や湖の空気を運んできてくれそうです。

 

フィンランドのブリキ職人さんが作った蚊取り線香入れ。

どこか懐かしい雰囲気のこちらの蚊取り線香入れ。
ヘルシンキのアンティークマーケット近くの屋台では、
お店のおじさんがブリキの計量カップでざっくりとフルーツを量ってくれます。
そのブリキの計量カップを一手に作っているブリキ職人さんが作っているんですよ。

ディテールはブリキとはんだのみ、至って簡素な造り。

キャップは円形に沿ってあけられたホールと取手がついてただけ。
カップには蚊取り線香を突きのせるさんかく山が底面にくっついています。

さりげない佇まいですが、きっとずいぶん昔からこのデザインなんだろうなと想像つくほど無駄がない印象。

けむりが抜ける上部のホールが程よく大きいので内部に熱がこもらず、本体の外側もほんのり熱を帯びる程度です。

オールブリキだからそのままリサイクルできるし、これは個人的にはグッドデザイン賞をあげたいところです。

蚊取り線香の切れ端も使えます。

誤って折ってしまった蚊取り線香の切れ端もさんかく山のくぼみに差して無駄なく使えます。
このくぼみがあるとないとでは大違い。意外と重宝します。

持ち手付きで線香の燃焼中も安全に開閉できる。

通常の使い方であれば本体がそこまで熱くならない構造ではありますが
キャップとカップ両方に持ち手があるから、中身の取り換えの際により安全に開閉できます。

どこに置いてもすっと馴染むデザイン。

ウッドデッキやテーブル上におくのはもちろん、イングリッシュガーデンなどお庭でのご使用もおすすめです。

夏休みの花火、キャンプ、BBQ、縁側やバルコニーでのんびりするときのお供に・・

どこに置いても空間にすっと馴染んでくれ、暮らしの様々なシーンで大活躍してくれますよ。