No.020 / 2025.07.19
TOPICS / clothes PUEBCO VINTAGE MATERIAL A3 BAG|整いすぎない格好良さ

新品のバッグにはない良さって、あるんです。
この「PUEBCO VINTAGE MATERIAL A3 BAG」は、米軍で使われていたテントやユニフォームの布を再利用。補修跡や色ムラが一点一点で違う。
自分はきれいなものも好き。
でも、このバッグに惹かれたのは“使い込まれた痕跡”。新品にはない偶然の個性なんですよ。
整っていないから、格好いい。

軍の道具って、余計なデザインが一切ない。必要だから縫ってある、補強してある。ただそれだけ。
でも、それが結果として格好良く見えるんです。
このバッグもそう。太いテープの補強、少し浮いた色のハンドル。
荒削りなのに、妙にハマる。
不完全さが魅力になる。

サイズはA3がすっきり収まる大きさ。雑誌やノートPCを入れるのにちょうどいい。
この写真だとよく分かるんですが、生地の色合いに微妙な差があります。オリーブ寄りの部分もあれば、ブラウンが強く出ているところもある。軍用布らしい“バラつき”がそのまま残っていて、それが個性になっているんです。
肩に掛けるより、道具袋のようにガシッと手で持つ感じ。
その無骨さが、いい。

近くで見ると、縫い目の荒さや補修跡が目立ちます。普通なら欠点にされる部分。
でも、このバッグはそれすら味になっている。
新品のきれいさももちろん好きです。
けれど、整いすぎていない表情には、人の痕跡や時間の積み重ねが見えてくる。
“完璧じゃない”が、ちょうどいい。

持ってみると、布のやわらかさが心地いい。新品のピンとした硬さじゃなく、すでに馴染んでいる感じ。
そこにPUEBCOが仕立てを加えて、いまの暮らしに合う道具にしている。
古い布を再利用するだけで終わらせない。
そこがPUEBCOらしいところです。

万人受けするバッグじゃない。
でも「きれいすぎないモノ」に惹かれる人には、きっと刺さる。
自分が仕入れたのも、その一点一点の違いに心を動かされたから。
整いすぎない格好良さを暮らしに混ぜるのも、悪くないと思います。
均一じゃないから、面白い。
PUEBCO プエブコ|VINTAGE MATERIAL A3 BAG
5500yen
