アルネ・ヤコブセンと言えば名作アントチェアやエッグチェアなど
家具デザイナーのイメージを強く持たれている方も多くいらっしゃると思いますが、
フィンランドのアアルトと並んで北欧モダン建築を代表する建築家でもあります。
ベルビュービーチの総合リゾート開発を始め、SASロイヤルホテルやコペンハーゲン郊外の小学校、
オックスフォード大学の新キャンパスなどデンマークだけでも数多くの設計を手掛けたヤコブセン。
近年では設計と内装はそれぞれの専門家を分担して進めることが多い中、
ヤコブセンは設計もインテリアも含めた総合的なデザインを主としています。
例えば、有名なエッグチェアは、SASロイヤルホテルを設計した際にイメージして作られたもの。
併せて照明器具やドアノブ、レストランのカトラリーまでもデザインしています。
エントランスの光の差し込み方、風の抜け方、セキュリティ、時計はこんな感じ、ドアはこんな感じ。
まるで自分の住む家を建てるような強い信念と愛情を持って作っていたのではないでしょうか。
綿密に考え抜かれたヤコブセンの建築は美しいだけでなく、一体感のある居心地の良さが漂います。
デンマークには彼の建築が数多く現存しており、大切に維持されています。
アルネ・ヤコブセンの幻の名作と言われるウォールクロックとテーブルクロック。
彼の後継者の一人であるテイト・ヴァイラント氏監修の元、1930年発売以降初めて復刻されました。
Bankers Clockは、ヤコブセンによる建築の遺作となった1971年にデンマーク国立銀行を設計した際に
トータルデザインを構成する要素の一つとして生まれました。
「永遠の名作」とも言われており、監修したテイト氏が最もこだわりをもった作品でもあります。
ガラスのドームだからか、数字のない文字盤だからでしょうか。
時計であって時計でないような、ミニマリズムとモダニズムが合いまった洗練された印象。
12個のブロックで構成されたインデックスは、時間をグラフィカルに表しています。
時を表す黒点が優雅なスパイラルとなって、心地の良いテンポを感じます。
文字盤中央の赤色は、オリジナルの色を忠実に再現したもの。
白ご飯に梅干し、みたいなアクセントが可愛いですね。
このクロックのインデックスのブロック状のデザインは、
デンマーク国立銀行の大理石とガラスのカーテンウォールの外観にも通ずるところがあるし、
中央のアクセントの赤色は、内部のエントランスの印象的な大階段のバーに用いられた赤色とリンクしているのではないかと思います。
ヤコブセンのトータルデザインは調和がとれていて、心地よく感じます。
バンカーズは彼の発想をもっと知りたくなるような、創造性に富んだ面白いアイテム。
バンカーズは3サイズご用意しております。
こちらの直径160mmの小ぶりなサイズは玄関や廊下、洗面所などのスモールスペースにおすすめです。
場所を選ばない洗練されたフェイス。清潔感がある空間を演出してくれます。
秒針もなく、音にわずわされることもないため寝室でもお使いいただけますよ。
大切な方へのギフトとしても大変おすすめです。
ブランド名 | ARNE JACOBSEN[アルネ・ヤコブセン] |
商品名 | Wall Clock Bankers 160mm |
サイズ | φ160×D45.5(mm) 227g |
素材 | ミネラルガラス、アルミニウム |
カラー | シルバー |
関連商品 | BANKERS WALL CLOCK 210mm BANKERS WALL CLOCK 290mm |
ギフトラッピング | 対応いたします |
備 考 | ムーブメント:日本製クォーツ(スィープ運針) 単三乾電池1本にて稼動 ※電池は商品に含まれません 正規保証書(1年)つき 海外からの輸入製品のため、パッケージならび本体に若干の傷や汚れなどがある場合がございます。 43620 |